子どもにやさしい空間
皆さん、「子どもにやさしい空間」(CFS)をご存じですか?
災害や事故などの緊急事態において、
子どもたちが安心して、安全に 過ごすことができる場所です。
(Child Friendly Spaces)
簡単に説明すると、災害時に子どもが遊べる場所のことです。
緊急時に子ども達は多くの「非日常」にさらされます。
そして、おとなは普段より子どもに注意を向けることが難しい状況となります。
子どもの良好な発育の為、出来るだけ早く、子どもらしい「日常」を取り戻すことが大切です。
日本でも東日本大震災以降普及され、国際的には現在、ウクライナ難民の支援として運営されています。
CFSで子どもたちは安心して遊び、傷ついた感情を表現し、必要な心のケアを受けます。
人道支援の国際基準のガイドラインにも載っている子どものために必要な空間ですが、
意外と知られていないことと、自治会(町内会)の避難所運営には、運営スペースが組み込まれていないことが多いようです。
実際に必要な場合は支援団体があり、希望することが出来ますので、多くの方たちに知っていただきたいと感じています。
詳しく知りたい方は
日本ユニセフ特設サイトにてガイドブックのダウンロードが可能です。
http://www.unicef.or.jp/cfs/
CFSを子どもの権利として覚えておいてくださると嬉しいです。
(投稿者…あまちゃん)